海外医療報告会終了しました

昨日はJOCSワーカーの小児科医、青木盛先生が相模女子大学においで下さり、パキスタンでの医療活動についてご報告下さいました。最初にパキスタンという国についての紹介と解説があり、青木先生が勤務されていたのはパンジャーブ州ですが、地域によって治安の悪い場所があるというお話を伺い、ちょうど伝わって来たペシャワールでの学校を狙った酷いテロのニュースと重なりました。病院と食事の紹介では、イスラム文化や宗教の話とともに、一日3食カレーであったお話とか、甘すぎるスイーツの数々とか、パキスタンに滞在するとコレステロール値が上がる(!)・・などという話に学生の皆さんともどもびっくり。パキスタンのカレーはあまり水を使わず、代わりに油をかなり使うレシピなのだそうです。ちなみにクックパッドで「パキスタン カレー」などと検索すると結構出てきます。チャレンジしてみようという方はくれぐれもエネルギー量(と辛さ)にご注意を。

そして新生児医療ですが、手作りの保育器(最近新しい保育器やビリルビンメータを数台導入できたとのこと)、一晩アンビューバッグで続けた人工呼吸、1台だけある人工呼吸器をどう使うかが悩ましいというお話など、日本との大きな違いを改めて思い知らされました。その中でなんとか新生児死亡率を減らそうと努力されている青木先生はじめ現地スタッフの活動が、今後、厳しい政治の状況や宗教的制約の中で成果を挙げられるようにと祈るばかりです。
そして学生の皆さんには、女子として生まれた人が安心して学校で勉強できる今の環境は、実は誰にでも当たり前に与えられているものではないということを忘れずに、世界で何が起こっているのかをいつも見つめていただきたいと思います。

ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

参考)青木先生がワーカーとして働いておられたJOCSの「使用済み切手運動」のHP:
http://www.jocs.or.jp/support/stamp
(学内の皆様は私までお届け下さればOK)

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