SIADH

皆様、卒業研究発表会、お疲れ様でした。(一部を除く)
ということで卒業&国試に向けて勉強にいそしんでいる(と思われる)4年生ですが、
さっき研究室に来た某ゼミ生が「SIADH」について若干(?)忘れていたようなのでがく〜(落胆した顔)
少しまとめておきますね。

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
Syndrome of inappropriate secretion of ADH(SIADH):抗利尿ホルモン(ADH、バソプレッシン)の分泌が異常亢進する病態。
異常亢進の原因:わりとありがちなのが肺癌(小細胞癌)などからの異常分泌、中枢神経系疾患(髄膜炎、脳卒中など)や肺炎、薬剤など。
ADH分泌が亢進するために希釈性の低ナトリウム血症が起こりますが、
体内水分が過剰となる→循環血漿量が増える→レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系が抑制される→腎機能は正常なので(ここポイント)腎臓からのナトリウム排泄が亢進→さらに低Na血症となる。
という状態なので、浮腫・脱水を認めません(ここポイント)。
検査:低Na血症。血漿浸透圧は低く尿浸透圧は高い。血清尿酸値や血漿レニン活性の低下。尿中Na濃度が高い。
治療;原疾患治療、水制限。

ということで、ではまた。皆さん試験頑張って下さいね!

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック

QRコード